【パスタ料理】ペペロンチーノにチーズ入れたら美味しいかやってみた【創作料理】
みなさんはペペロンチーノがパスタの王様と呼ばれていることをご存知ですか?
材料がシンプルで、誰でも作れそうに見えるペペロンチーノ。材料という服がないので、裸の王様になりそうなペペロンチーノですが、彼は服なんていらないのです。
どっかのイケメンもどきのような男(カルボナーラ、ナポリタンなど)と違って、内面だけで勝負することができるのです。
イケメンもどき男たちは、身に付けた物(材料)が良ければ良いほど姿(見た目)が変化します。さらに高級なブランド品で女性(胃袋)を釣るやつらなんです。
姿に騙されて後悔した女性もたくさんいると思います。
貢ぐだけ貢がされて、価値がなくなればあっさり捨てられます。
(要は食べ終わって、お会計が終わったら帰るだけです)
印象の強い男は簡単に忘れることができません。同じ男を探そうにも(調理)同じ男なんていませんし、似た人がいてもまた同じことの繰り返しです。
(美味しくてまた食べたいと思っても、何度も通うほどお金は使いたくないですし、お店の味再現するのは難しいく、同じ材料使おうとしたら高いですよね)
そんな捨てられた過去を持つあなたにオススメしたいのが、素朴系男子ペペロンチーノです。
どこにでも居るような男に見えますが、実は大きなポテンシャルを秘めた男なんです!
(材料はどこでも手に入るし、アレンジはたくさんあるし、極めれば極めるほど美味しいのが作れる。てか、マジでペペロンチーノほど自由なパスタはない)
とまぁ。適当に遊び書くのはやめて…。
ペペロンチーノはパスタの世界に置いて、シンプルだからこそ誤魔化しがきかないものであり、作り方にすべてのパスタの土台となる基礎が詰まっているので、パスタ界の王様と呼ばれているのです。
僕の敬愛するクッキング エンターテイナーの大西哲也さんも言っていました。
「ペペロンチーノが作れれば、どんなパスタも作れる」
みたいなことを言っていました。ちょっとニュアンスは違うかも知れませんが、とりああえずペペロンチーノは大事なんです。
ふむ、前置きが長いですね笑
ではでは、無駄な話は割愛して作ったペペロンチーノを紹介していきたいと思います。
簡単アレンジ!チーズを入れるだけで完成「ペペロンチーズ」
どうも!ネーミングセンスのない安定のヤスト博士です。
諸事情により、現在はパスタしか作る予定のない僕ですが、好物なので苦にならないです。むしろ、愛が深まります。家に5kgのパスタが常備されてるくらいです。
ぐれちもこないだ「ぱすち…あ、やすちだった」なんてパスタと僕の見分けがつかなくなってきたくらい、パスタに侵食されてきました。
そんな大好きなパスタですが、僕が一番好きなパスタが【ペペロンチーノ】です。
絶対に失敗することのないパスタ料理として、僕の中では重宝されています。
そんなある日、チーズを食べながら作る料理を考えていた僕は思ったのです。
「ペペロンチーノにチーズ入れたら美味しいんじゃない?!」
思い立ったが吉日。僕はチーズを買いに行き【ペペロンチーズ】を作ることになったのです。
材料
・パスタ(食べたい分だけ)
・にんにく(パスタ1人前に対して2欠片ずつ)
・粉チーズ(溶けやすいので)
・鷹の爪(補充を忘れたのて七味で代用)
・塩
・オリーブオイル
材料がとてもシンプルで良いですね。
ちなみににんにくと鷹の爪しか入っていないペペロンチーノはイタリアでは【アーリオ・オーリオ ペペロンチーノ】と呼ぶみたいです。
アーリオは『にんにく』オーリオが『油』意味を知るとちょっとだけ、できる人みたいな雰囲気が出せるので覚えて置くとドヤ顔決めれます。オススメです。
調理手順
まずはにんにくを潰します。
いつもペペロンチーノを作るときは、スライスとみじん切りを用意するのですが、チーズに無駄な食感や風味が混ざりそうだったので、今回は潰すことにしました。
包丁は根の部分を切るときにしか使わなかったので、洗い物も減らせますし、怪我の心配がないのです。
ちなみに潰さないと、ペペロンチーノの味がかなり変わりますので必ず潰しましょう。
嫌な出来事もついでに潰してしまえば一石二鳥!
冷めたフライパンにオリーブオイルを2人前なら大さじ2くらい。僕は3人前食べるのでこれくらい入れました。にんにくを入れるまで、火は入れないでください。
もしも、アルミ製のフライパンがあるのならそちらを使うことをオススメします。
熱しやすく冷めやすいとい特性を持つアルミ製のフライパンはパスタと相性が良いです。
パスタは茹でながらソースを作らなければ ならないため、鉄製のフライパンだと熱くなるまで・冷めるまで時間がかかってしまうため、もたついてしまうとパスタが伸びてしまいますし、早すぎるとソースが焦げてしまうので熱しやすく冷めやすいアルミ製がオススメです。
鉄製でも普通にできますが、大概のパスタを作る動画はアルミ製のフライパンを使っているので注意しましょう。
道具の特性を理解することができると、料理の幅はすごく広がります。
まぁ、小話はこれくらいにして。
パスタを投入します。ただし、普通の沸騰したお湯ではなく
塩分が1.5~2%くらいのお湯にしてください。これはペペロンチーノを美味しく作るときの重要なポイントです。
にんにくと鷹の爪が両方共、口に入れたときに味を感じる食材ですので、混ぜるときに塩も一緒に入れてしまうと喧嘩します。
味の大渋滞を起こします。
この方法を使うことで口に入れたときは『にんにくと鷹の爪』噛んだ瞬間に『パスタに染み込んだ塩の味』と感じるタイミングをズラすことができ、交通整備ができます。
なので、僕はペペロンチーノを作るときは塩分1.5~2%のお湯でパスタを茹でることをオススメします。
軽量カップや重さを測るものがない方は、水をなめて「少ししょっぱいかな?」と感じるくらいが丁度いいです。「しょっぱい!」と感じる水にしてしまうと沸騰したとき、水分が減ってしまいしょっぱいパスタが出来上がってしますので「少ししょっぱい」くらいがベストです。
次に先程の冷えたフライパンへにんにくを入れます。先にオリーブオイルを熱してしまうと、にんにくの表面だけが焼けて中は生になってしまうので、にんにくを入れてから火にかけましょう。
火加減は弱火してください。弱火にする理由は2つあります。
1つは食材の風味をオリーブオイルに染み込ませるため、もう1つは焦げてしまうのを防ぐためです。
ソースが重要な役割を占めるパスタにとって、ソースが焦げることは死を意味します。
なので、必ず弱火~中火でパスタは作りましょう。強火はいりません。
だいたい表面が焼けてきたなと思ったら、鷹の爪を入れましょう。にんにくと同時に入れると鷹の爪が焦げてしまうので、このタイミングで入れます。僕は七味を入れました。
にんにくと鷹の爪に火が入り、オリーブオイルにしっかりと風味が移ったらパスタの茹で汁をおたま1杯分ほど入れて混ぜましょう。
パスタの茹で汁を入れることで、火が入りすぎるのを防ぐことができ、『乳化』というものが起こりオリーブオイルにとろみがでてパスタと絡みやすくなります。
パスタの茹で時間にもよりますが、だいたいココらへんでパスタの茹で加減は丁度良いはずです。パスタが硬かった場合は火を止めても大丈夫です。
パスタが茹で終わったら湯切りをしてから、フライパンにパスタを投入!
そのタイミングで粉チーズも入れます。このとき、辛味が足りないと思ったので七味を僕は入れましたが、鷹の爪を使っている場合は不要です。
あとはチーズが溶けるまで混ぜるだけです。アルミ製のフライパンの場合は火はつけたままで大丈夫です。鉄製のフライパンの場合は、消したままだと火が入りすぎてしまうので、余熱で混ぜたほうが美味しくできます。
味見をして塩分がたりなければ足しましょう。
混ぜ終わったらあとは盛り付けて完成です。
鷹の爪があると、赤色が映えるのでやはり鷹の爪は必須です。個人的には輪切りになっている鷹の爪がよく映えると思うので、鷹の爪は輪切りがオススメです。
感想~ぐれちを添えて~
ぐれちは食べることができないので、ぐれちが見守る中での実食。
チーズの風味がペペロンチーノに上手く付け足されていて、すごく美味しかったです。チーズの溶ける速度、チーズの塩分を考慮して粉チーズを選んだのですが、我ながら英断であったなと思います。
美味しかったのですが、鷹の爪を使うことができなかったので辛味が少し足りなかったのが残念でした。やはり、ペペロンチーノには鷹の爪が必須です。
鷹の爪があるのとないのでは、味や風味が段違いでした。
以上で今回の創作パスタ料理となります。
ペペロンチーノは簡単でアレンジがしやすいので、作れるようになるとすごく便利ですし、夜食としてもペペロンチーノはとても優秀です。
それとペペロンチーノには、すべてのパスタの土台となる基礎が詰まっているので、作れるようになれば料理の幅が広がります。
ペペロンチーノを作るときの参考にしてもらえると嬉しいです。
ここまでお読み頂きありがとうございました。
ぜひ、一度おためしあれ!